人材・設備投資に積極的な企業の株式を組み入れた上場投資信託(ETF)が19日、東京証券取引所に上場されました。

日本経済新聞記事より:

19日上場したは大和証券投資信託委託と野村アセットマネジメントの運用する2本。初値は大和投信が1万6250円、野村アセットが1万2950円だった。

2指数のETFの上位10位までの組み入れ銘柄は、トヨタ自動車やソフトバンクグループなど8社が3指数で重複する。
スマートベータETF1

初日に限れば、市場の反応はいまひとつだった。2本とも初値直後に高値を付け、後はだらだらと下げる展開。注目の純資産総額は大和投信の方が307億円、野村アセットの方が41億円だった。

「個人投資家からの関心は高くない」。松井証券の窪田朋一郎氏はこう話す。自己資本利益率(ROE)などに着目して人気を集めたJPX日経インデックス400連動型のETFと違い、賃上げや設備投資が企業価値向上に結びつくのは時間がかかるとのイメージがぬぐえないこともある。

日銀は金融緩和策の一つとして日経平均株価に連動するETFなどを買い増しており、足元のETF保有額は8兆円強。「スマートベータ型ETF」は1日につき12億円、年間で3000億円を上限に購入する予定。

ただ、日銀の買い入れには条件があり、ETFが日本株の押し上げ要因になるとは限らない。日銀の買い入れは各ETFの純資産総額の半分まで。日銀が3000億円買うには、個人や年金基金など日銀以外の投資家が別途3000億円購入する必要がある。