タイトルが、セゾン投信代表中野氏の著書「投資信託は、この8本から選びなさい」と酷似しているのであまり気に入らないのですが(出版社は同じダイヤモンド社)、内容はETF初心者及び中・上級者向けとして大変充実しています。推奨するETF(7本+13本:主に海外ETF)について詳細に説明されており参考になります。

また、ETFの組み合わせ次第で信託報酬が低くなる例も以下の様に解説されています。

1.バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)  信託報酬:0.11%

先進国株式:84.8%・国内株式:8.4%・新興国株式:6.8%

2.ETFの組み合わせ

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI):組合比率ー50%

バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF(VEA):組合比率ー40%

バンガード・FTSE・エマージング・マーケットETF(VWO):組合比率ー10%

この組み合わせにより、先進国株式:83.7%・国内株式:8.0%・新興国株式:8.3%になり、加重平均した信託報酬は0.058%になる。

ETF、特に海外ETF、への投資に興味のある方には必読書です。

なお、来年からスタートするつみたてNISAには金融庁が指定するインデックスに連動する国内・海外ETFも色々条件はありますが、基本的には運用商品として認められます。

国内ETFー金融庁によると条件を満たすのは10本程度ーについては、既にるいせき投資の取扱銘柄になっていますが(ネット証券では取り扱ってはいません)、手数料(1%程度)及び口座管理手数料も掛かりコストは割高です。

海外ETFについては、るいせき投資を取り扱っている証券会社は現在ありません。なお、つみたてNISAは条件を満たすだけではなく運用会社が届出をだすことが必要で、金融庁が海外の運用会社に対してつみたてNISAとして届出するよう接触をしている様です。